2016年11月28日月曜日

第4回数学勉強会!

第4回数学勉強会開催!

今回のテーマは複素数平面。新課程になって導入された分野なので、
なかなか慣れない分野でした。

高三で習って、入試にも使ったり使わなかったりで、
結構曖昧な部分もあったかと思います。

とりあえず、教科書レベルの例題から入りました。
絶対値の計算から、極形式、回転、ド・モアブルの定理など。

やはり慣れていないとなかなかうまくいかなかったようで。
だけどさすがは文教生、勘を取り戻した後はスイスイ解けること。

慣れって大切ですよね。
前のブログにも書いていますが、数学は料理と一緒です。
数をこなして、レシピを見ずに解答を作れるようになることが必要なのです。

ところで、私は授業をする際、定義を大切にします。
sinθ とは何か、複素数とは何か。
これってすごい大切なことです。

数Ⅲを難しいと感じている人は、
ぜひ定義をしっかりと把握して見てください。
実際、数Ⅲはこれまでよりもかなり抽象度が上がっていて、難しく感じますが、
その分、入試問題では複雑な問題というのはそんなに多くありません。
定義や、定理・公式をしっかりと適用できれば、解けてしまうものが大半です。

まあこれは数学全般に言えることかもしれませんが。

そうそう、今回は我々以外にも2人ほど、現役の先生が来てくれました〜
教採にも合格しているので、私なんかよりよっぽど優秀ですよ。
これからはそんな方にも解説だったり
教採対策だったりを話してもらいたいと思います!

教採合格を目指している人にとって、大変参考になると思うので、
是非是非ご参加ください!

そんなこんなで、勉強会のテーマは数Ⅲに入りました!
積分法の応用までは長い道のりですが、頑張っていきましょう。

次回告知
  • 日時 12月10日 13:00〜16:00
  • 場所 文教大学416教室
  • テーマ 2次曲線

2016年11月22日火曜日

超重要!最強の勉強法~6選!

勉強なんて簡単です。誰でもできるようになります。
重要な勉強法6つ紹介します。



① 質より量!

 まず、第一に重要です。勉強できるようになりたかったらとにかく量だ!たたきこめ!

 「人より、3倍4倍5倍勉強できる人。これが天才だ」 by 野口英世





② 時間を計れ!
 
 時間を決めよう。「今から30分!」「今から2時間!」と決めて、勉強する。

 また、どれだけはやく解けるようになるか、を計ると楽しいです。

 Let's タイムアタック!!




③ 習慣をつけよ!

 勉強はいきなりやるときついです。ゼロからスタートした人が急に10時間も勉強できません。

 毎日続けることが、大事です。1日数分でもよいので、習慣化しよう。

 継続は力なり!




④ 五感をフル活用すべし!
 
 ペンをひたすら走らせることだけが勉強ではありません。

 音読して聴覚を使う。キレイにノートにまとめて視覚を使う。

 体を動かしながら、筋肉への刺激とともに単語を暗記するなどなど。

 体の多くの機能をともに使う事で、記憶の定着を図ろう!




⑤ 過去問、試験範囲をすべて暗記!
 
 過去問を制するものは受験を制す。

 過去問を暗記、分析し、試験対策を万全にせよ!





⑥ ライバルを見つけよ!

 これも最重要項目。一人でやるものほどつまらないものはない!

 切磋琢磨、良い戦友をみつけ、励まし合いながら勉強しよう!




以上6選でした。勉強って楽しいんです。出来るようになるともっともっと楽しい。

どんどん勉強しよう!
 

2016年11月21日月曜日

教員必読!!「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」


アドラー心理学がはやっているようです。
私も、流行にのって「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」の勇気シリーズを読了しました。





間違いなく教員必読です!!!!

日本全国の教育関係者に読んでほしい。子供を教育するという意味では、親も読むべきです。


クリックすると新しいウィンドウで開きます



アドラーはそもそも、教育者だったらしいです。



私が最も感銘を受けたのは、

「褒めない教育」です。

褒めると、生徒は喜びます。

「よくできたな!!すごいじゃないか!!」

しかし、これはいけないそうです。




私はいまだ、「褒める教育」を実践しています。

褒める教育賛成派です。

しかし、ひとたびアドラー流の「褒めない教育」を知ってしまうと、褒めることも躊躇します。

教員として、さまざまなことを考えさせられました。

褒めるって本当にいいことなの?

「疑問に思い考える」という原点に、再び立たせてくれたこの本、最高です。


もう一度いいます。

教員必読です!!!!!読もう!!!!


数学ができるようになるには②

前回に引き続き、数学ができるようになるにはシリーズです。

前回は、数学は料理だと言いました。とりあえず解いて解いて解きまくると。
レシピを見なくなるまで、解けるようになれと。

たまに、ものすごく、なぜ?を気にする人がいます。悪いことではないのですが、
それを気にしすぎるあまり、先に進めないという事態が起こります。
時間をかけて解答を理解しようと試みてもわからない。わからないから先に進めない。

その悪循環におちいり、数学ができない、嫌いといった状態になってしまいます。

ところで、素人が料理をするとき、レシピを見ながら料理をしますよね?
そのとき、弱火で10分とか、みりんを大さじ一杯などあったとして、
それがなぜか、気にしますか?、、、しませんよね?(少なくとも私はしません)
そんなことを理解していようとするといつまでたっても料理は完成しません。

それと同じことなんです。細かいことなどいちいち気にしない。
なぜ2乗するのかなど気にせず、とりあえずやってみるのです

すると、不思議なもので、やってるうちにわかってくるようになるんです。
ふと、「ああ!あれはそういうことだったのか!」と気づくことがあります。

嘘ではありません。
嘘だと思うなら試してみてください。

コツはとりあえずやってみるです。

2016年11月14日月曜日

第3回数学勉強会!

数学勉強会、3回目行いました!!

11月12日(土) 13:00~文教大学(母校)の教室をお借りしました。

今回の参加人数は、3人!!(少なくて悲しかった~。。。)

新しく来てくれた方1人、いつもきてくれる方2人。本当にありがとう!

やっぱり、土曜日の午後の時間は、部活サークルバイトで忙しいのですかね汗

宣伝の仕方を工夫して、毎回10人以上の参加を目標にします!!


内容は以下の通り
〇三角関数の基本から、応用問題 
 最大・最小、媒介変数、合成

〇公式の導き方
 和積、倍角、半角など

〇素数大富豪


前回の問題(積分)が手ごたえあったので、今回は少し難易度を落としました。

おかげで、はやめに問題を解き終わり、素数大富豪ができました。


今回は、公式の導き方を発表していただきました。初の学生による発表です。

「ちょっと説明お願いしていい?」
「OKです(サラサラサラサラ・・・)」
「おお!完璧だ!」

と、参加者のレベルも私の知っている文教生ではありませんでした苦笑

学生のレベルは向上してますね。やっぱり、入試の形態を変えたからでしょうか?(白石T談)

あと、素数大富豪は、定番化しようと思います!

毎回超もりあがります。多くの人に素数大富豪の面白さを伝えていきたいです。

報告はこのくらいにして、次回宣伝!

11月26日(土)
13:00~17:00
文教大学 416教室

数学Ⅲ 複素数 やります!!


数Ⅲは教員にとっても、数学専修の学生にとっても必須です。しかし、なかなか奥が深く、一人で学習するのはつらい。。。。
みんなで、楽しく数Ⅲを学びましょう!!

ぜひぜひ!来てください!!





2016年11月10日木曜日

どうすれば勉強ができるようになるか?②

勉強ができるようになるための最強のツールは

「習慣」「計画性」です!

この記事は「習慣」の説明第2弾です。

学習 画像 に対する画像結果

学習習慣を身に着けることで勉強が楽しくなる!!
と私は思います。逆に、勉強する習慣がないからこそ、勉強が苦しいんです!

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余談ですが、私は小学生のころお風呂に入るのが本当に嫌いでした。
しかし、親には入れと言われるで、毎日しぶしぶ入っていました。
嫌すぎて、シャワーを30秒だけ浴びる、みたいなときもありました。(笑)

しかし、今ではお風呂大好きです。(日本人の多くと同じように)
体があったまるし、気持ちいいし、安らげる。お風呂なしでは今後の人生は歩めません。

あんなにいやだったものが、なぜ好きになったのか?


これは、毎日毎日繰り返し入っているうちに、お風呂の良さに気付いたからです。

この事実に気付いた私は、勉強も同じだろ!!とひらめきました。

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とにかく机に向かって勉強する習慣をつけましょう!!

毎日毎日、お風呂にはいるように勉強しましょう!!粘り強く続けよう!!

すると、、、、、、、、、、


勉強の楽しさに気付きます!!

勉強が楽しい、と思えれば、効率のよい方法とか細かいことは気にしなくなります。

習慣をつけるだけで、苦しい勉強が楽しい勉強に変化します!


学習習慣って、最強ですね。


次回は、計画性について書こうかなと思います。

最後に、有名な言葉を載せておきましょう。私はこの言葉が大好きです。
読んでくださった皆様は、感銘をうけるでしょうか?


   心が変われば、行動が変わる
   行動が変われば、習慣が変わる
   習慣が変われば、人格が変わる
   人格が変われば、運命が変わる





2016年11月9日水曜日

数学ができるようになるには①

数学ができるようになるにはどうしたら良いのでしょうか。

よく、数学は才能だとか、数学はセンスが必要だとか言いますが、それは違います。
(学問としての数学ならば多少は関係あるかと思いますが。)
高校数学の範囲であれば、誰でもできるようになります。

まず、数学という教科についてですが、数学とは料理だと考えてください。
カレーライスという料理を作れなかったとしましょう。
その理由に対して、発想力が足りないからだ、という結論になる人はいないでしょう。
それは単純につくり方を知らないだけです。
数学も同じです。問題が解けないとは、解き方を知らないだけなのです。

ところで、料理ができるようになるにはどうするのでしょうか。
それは、何回も作ることです。多くの人が、初めはレシピを見ながら作るでしょう。
何回も何回も作ることで、やがてレシピを見ずに作ることができるようになるはずです。

数学ができるようになるにはこれと同じことをすればいいのです。
しかしながら、多くの人がこのことに気づかず、
レシピ(解答)を見ずに挑戦して挫折したり、
度解いただけでできるつもりになったりしているのです。

また、料理教室において、先生の作っているところを見ているだけでは
料理はできるようにはなりません。自分で作るからこそできるようになるのです。

授業中、先生の板書を眺めるだけにはなっていませんか?
書は写すからこそ意味があるのです。

さあ、この記事を見たあなたは、今すぐ板書をしましょう。
そしてそれを見ながら何回も何回も解きましょう。
何回解くのかって?
レシピ(解答)を見ずに書けるようになるまでですよ。

2016年11月3日木曜日

センター前ヒット

さて今日は、ベースボールのお話……ではなくて、センター試験に関しての記事を書いていきます。
大学受験で避けて通れないのがこのセンター試験です。国公立大学の基準になるのはもちろんの事、私立大学でもセンター利用入試なるものを導入しています。
私の極端な考えを申しますと、大学受験はセンター試験が全てです。
理由は、国公立大学においてセンター試験は予選大会だからです。
予選大会を勝ち抜かなくては、本大会には出られません。センター試験も同じです。センター試験の得点率が低い(センターリサーチで D 判定以下)と、志望する大学を受けることは、ほぼ不可能になります。(受けられないことはないですし、D判定、E判定でも受かる人はいます。 )実際はセンター試験と2次試験の配点にもよるでしょうが、センター試験の点数が良いことに越したことはありません。D 判定、E 判定ですと、学校の先生や塾の先生からは、志望大学の変更を促されることでしょう。
意外にも受験生は、センター試験の重要性を軽視しているように思えます。これまでの生徒の中で、首都圏の難関国公立大学を志望する生徒がいました。その子に夏休みの勉強を聞くと、数Ⅲを一生懸命勉強したと言います。確かに、その大学の2次試験の数学は数Ⅲが全てです。だからこそ、彼女は数Ⅲに一生懸命になったのでしょう。しかしながら、いざセンター試験を受けてみると、得点率は 65 %にも届かず、しぶしぶ地方の国公立大学を受験することになりました。結局、彼女の夏休みの勉強は無駄になってしまったのです。(地方国公立でも数Ⅲは必要だったので、完全に無駄とは言いませんが、出題率などを考えればほぼ無駄と言っても良いでしょう。)これ、ものすごくもったいないですよね。数Ⅲの勉強に当てていた時間を、センター試験の勉強に当てていたらどうなっていたでしょう。少なくとも第一志望の大学を受けることのできる確率は上がっていたことでしょう。彼女は先を見越した勉強をしていましたが、そのせいで予選でつまづいてしまったのです。
だから私は言いたい。大学受験はセンター試験が全てだと。
ほぼ全ての国公立大学で、センター試験の点数は加味されます。ボーダーより高い点数を取れば、2次試験でも余裕ができるし、私立大学だって、センター利用入試で合格できる。国公立の後期試験なんかには、センター試験の結果だけで合否が決まる大学だってあります。たとえ私立大学でも、センター利用入試で、3教科くらいであれば、その大学の記述試験で合格点を取るよりも、センター試験で得点率 85 % をとる方が簡単だとさえ思います。
以上のことから、センター試験はかなり重要なのです。極端な話、2次試験の勉強なんてしなくていいんですよ。まずは予選突破することが重要なのですから。そのあとのことは予選突破してから考えればいいんです。甲子園に出場したことのない学校が甲子園で勝つための練習なんかしますか??しませんよ。それと同じです。とにもかくにも、まずは予選突破できる実力を身につけましょう。
さて、前置きが大分長くなりましたが、ブログのタイトルである『センター前ヒット』これは、書籍のタイトルです。

「センター前ヒット」の画像検索結果
ある日参考書コーナーにて、ふと目にとまった『センター前ヒット』のタイトル。なぜここに野球の本があるのかと不思議に思い、手に取りました。少々読んでみると、そこにはセンター試験に向けての心構えや、何をどのように勉強すれば良いのか、が書かれていました。結局購入したのですが、これ、かなりオススメできる本です。
笠見未央さんという学習塾経営者が書いた本なのですが、塾生の実例などがありかなり説得力のある内容になっています。少しだけピックアップすると、【センター英語で 130 点前後の人は、単語力が足りていない。英語長文をスイカに例えるなら、英単語は種である。種なしスイカは食べやすいだろう。だからまずは単語を覚えることから始めよ。そして語学にはスパルタが必要だ。英単語は3週間で覚えろ。文法と長文の配点を考えたら、文法など捨ててしまえ。】という内容があります。もちろん英語だけではなく、その他の教科も勉強法などが載っていますので、これから大学受験を迎える人(まあ、高校3年生では遅いかと思いますが)には是非読んでおいてもらいたい1冊です。
学級文庫に置きたいところなのですが、数学を捨てて私立文系に移行するのもあり、といった内容もあるので(私自身は悪いことだとは思わない)、学校教育的に悩ましいところもあり、受験に意欲的な生徒にだけオススメしています。
文部科学省の意向で、センター試験は廃止されますが、それでもあと数年はセンター試験は残ります。センター試験がある受験生は是非ともその重要性を知ってもらって、満足のいく結果を出してもらいたいです。

2016年11月1日火曜日

どうすれば勉強できるようになるか?①

「どうすれば勉強できるようになるか?①」
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「どうすれば、勉強できるようになるんですか?」と生徒に質問されます。
この質問、メチャクチャ多いです。そんなもん、ひたすら勉強だ努力だ根性だ!と一蹴しても良いのですが、それでは元も子もありません(苦笑)

よって、私の提言するのは、次のこと。

「習慣」と「計画性」です!

この2つを正確に身に着ければ、偏差値はぐんぐん上がります!

今回の記事は、「習慣」について触れましょう。



習慣は、ものすごく大切です。
ドラゴン桜でもありましたが、
「歯磨きしないと、気持ち悪くて眠れないだろ?勉強も同じようになれ!
勉強しないと、気持ち悪いなぁ、と思え!
これからは、歯を磨くように勉強しろ!」

です。

つまり、学習の習慣化です。毎日机に向かう習慣をつくりましょう。
単語を1日1語以上覚える習慣をつけましょう。
予習をする習慣、復習をする習慣をつけましょう。


これらが習慣化すると、意識せずとも勉強をする意識が生まれます!

「意識せずとも勉強をする意識」ってなんだか変な文章ですね(笑)

すなわち、頭の奥底に「勉強してないや!!まずいな!!」と思う気持ちをつくりましょう。要するに刷り込みです。自分の脳の洗脳です。

そして、刷り込むためには「何度も同じことをやる」だけです。だから習慣なのです。


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習慣の力は、すさまじいですよ。
拡大解釈かもしれませんが、私は「歩くこと」も習慣だと思っています。

赤ちゃんを思い浮かべましょう。

生まれて間もないころは誰もが歩けなかったんです。

ある日、歩きたい!と思って、立つ練習をします。当然、すぐ倒れます。

何回も何回も倒れます。しかし、だんだんと立派に立てるようになり、さらには歩けるようになるのです。そして、歩くことが当たり前になって行くのです。


もっと言うと、習慣をつけることで、はじめはものすごく難しかった「歩くこと」が、今では簡単に出来るようになってしまったのです。


これが、習慣の威力だと私は信じています。

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「家で勉強するの、めんどくさいな」、「机に向かうのは難しいな・・・」という気持ちもよくわかります。

しかし、ひとたび習慣を身に着けると、超簡単なことになります。

そして、習慣をつけるのは、自分自身です。だれも習慣をつけてくれません。

勉強する習慣をつけることが、学習を進める第1歩です。

さらに、習慣にはもっともっと強い威力があります。それは、次回の記事で書こうと思います。